▼起業家File.064 村田達雄さん 健笑美食品(52歳退職後起業準備中)

 

2017年4月「第6回野菜ソムリエアワード」コミュニティ部門金賞を受賞!!

1964年東京生まれ。中央大学商学部卒業後、東急不動産㈱へ入社。30歳で想定外の福岡転勤、住めば都の生活を延長10年間満喫することに。帰京後は仕事の傍ら2009年「野菜ソムリエプロ(中級)」を資格取得後「野菜ソムリエコミュニティさいたま」を立上げ8年間活動を継続発展、現在会員数は200名超に。2017年3月退職し同年秋に向けて本格起業準備をスタート。4月15日開催の「第6回野菜ソムリエアワード」コミュニティ部門で金賞を受賞しました。まずは川口にリアル店舗「健笑美食品(仮称)」を今秋OPEN予定、野菜・健康食品など新しいタイプのセレクトショップを目指しています。

●幼少~大学時代―

読書・英語、剣道、野菜づくり…両親からの愛情ある教えを糧に。
中大付属高校山岳部ではインターハイ全国優秀校(ベスト3)受賞。

 

1964年東京都生まれ。2人兄弟の長男。父は60歳定年まで損害保険会社に勤務する真面目なサラリーマン、長男である私に掛ける期待が大きかったようで、とても教育熱心でした。日常的に私のために本や教材を購入してきては、読書と勉強を強要し、私にとってはとても怖い存在でした。母は、堅い感じの父親とは対照的で、優しく社交的、近所を始めとした友人が多く、おっとりした性格の専業主婦。料理が上手で、お花が大好きで、生け花に勤しんでいました。

 

幼稚園卒園までは、武蔵小金井に住んでいました。当時はまだ周囲に多くの畑や森が残り、のどかな田舎の風景が広がっていました。自宅に小さな庭があり、母親と一緒にお花をたくさん育てていた記憶があります。小学校へ入学した時(1年〜3年まで)保谷市に引越し、転校生ということもあり内気で大人しく、引っ込み思案な性格でした。母親が近所に家庭菜園を借り、トマト、きゅうり、いんげんなどを育て、水やりや畑の手入れのためによく連れて行ってくれました。父親からは変わらず読書を強要され、負けず嫌いの私は、無心で読みまくっていました。「十五少年漂流記」「ロビンソンクルーソー」…などでしたがもう覚えておりません(笑。

 

小4の時(6年生まで)、父の転勤で仙台市に居住。広瀬川や小さな山が家のすぐ近くにあり、大自然に恵まれた環境でした。友達は多くありませんでしたが、よく外で遊んでいました。気が向くと一人で、広瀬川にめだかやふななどを採りに行っては家で飼ったり、山に登りに行ったりしたことも懐かしく思い出されます。父兄面談の時には先生から「積極性がない、自主性がない」と怒られたことも…(苦笑。その後父の奨めで、4年生から町道場で剣道を始め、6年生で1級を取得。道場の仲間と一緒に、対外試合に出かけたことは楽しい体験でした。また5年生から父の奨めで「NHKラジオ英会話」を始め、毎日コツコツと英語の勉強を続けたお陰で、中学時代の英語試験は高得点をキープできました。

 

中学入学の時(3年2学期まで)、杉並区に引越しました。中学時代も内気で大人しく、引っ込み思案であるところは変わりませんでした。部活は剣道部へ入部、同級生が5名程度で、都大会では初戦で負けてしまうレベルでしたが、部員の中では私が一番強かったと思います。町の剣道場通いも継続して初段まで取得しました。また自宅には小さな庭があり、家族の中でも自分が率先して野菜を育てていました。中2からアレルギー性結膜炎にかかり、目のかゆみ、痛み、赤目、ただれなどがひどい時期がありました。思春期でもあり、恥ずかしい思いを抱いておりました。


高校は、中央大学付属高等学校(武蔵小金井)に受験し入学。男子校でしたが、吹っ切れたのか、明るく積極的な性格に変化していった時期です。部活は山岳部に入部。その経緯は、入学式直後に1学年上の先輩にたまたま勧誘され、美しい写真と山岳のロマン話に乗せられたことでした。入部にあたって、両親からは危険を理由に大反対されましたが、反抗心もあって自分の意見を押し通した始めての体験でした。

実際入部してみると、人間関係を含めた泥臭さがあり、練習もキツかったのですが、親への意地もあり、卒業までやり通しました。日常のトレーニングは、主に基礎体力の強化(ランニング、筋トレ、歩荷トレなど)で、トレーニング登山は奥多摩へ行きました。春・夏・冬の合宿登山は北アルプスを中心に実施されました山岳部はインターハイ競技種目の一つで、中大付属高は全国大会出場常連の伝統校でもありました。顧問の先生や諸先輩からプレッシャーをかけられつつも、我々3年生4名チームでの結束を固め、全国大会優秀校(ベスト3)を受賞することができました。

 

大学はエスカレータ式に中央大学商学部へ入学。大学の最寄駅が「多摩動物公園」という僻地なので、都会の学校と比べると垢抜けない学生生活ではありましたが、クラスメイトやゼミを中心として友人も多く出来、楽しい青春時代を過ごしました。よく遊んだエリアは聖蹟桜ヶ丘や府中近辺で、すこし気張って新宿…でした(笑。3年から

原価計算のゼミに所属。木島淑孝教授は、とても人情味厚い先生で、いつも気にかけて頂きました。仲間意識の強いゼミメンバーに恵まれ、今でも定期的な交流が続いています。またインターゼミナール全国大会に出場。「管理会計」のテーマが与えられ、合宿も含めてミニ論文をまとめ上げ、他の参加大学と討論する方式で、緊張感の中に楽しい交流もあり、とても充実した大会でした。大学時代のアルバイトは、中華料理店・喫茶店ウエイター、工場(製罐/電気)、食品倉庫、引越しと、様々な職種で良い経験になりました。

 

就活は、大学4年に進級する直前からスタート。当初は、不動産業の他に、鉄道業、製造業、金融業も検討しましたが、総合デベロッパーの「まちづくり」に大きな魅力を感じていましたので、運良く東急不動産㈱とのご縁があり就職を決めました。特に、同社の「ニュータウン開発構想」に仕事のロマンを感じたからです。

●社会人時代

「まちづくり」への魅力から東急不動産へ入社。
不安一杯の福岡転勤も、住めば都の楽しい生活で10年間…。

 

1987年4月、東急不動産へ入社。私は企画部門を志望していたのですが、研修後の配属は思いがけず営業だったので少々気落ちしました。しかし新築マンション、静岡県内ニュータウンの新築戸建・土地分譲などを担当し、仕事は厳しいながら、購入いただいたお客様に、入居して喜んで頂けることがとても嬉しかったり、ひとつひとつのクレーム対応も勉強になることばかりで、今の私の財産のひとつになっています。


そして入社から3年半後、念願の商品企画部へ異動。埼玉エリア分譲マンションで、自ら住まいの企画を手掛けることが楽しく、大きな喜びを感じました。今流行の大規模マンションではなく、中規模(1棟50戸程度)の物件が中心でしたが、自分にとっては手作り感のある仕事が性に合って、ヤリガイを感じておりました。

 

1995年(30歳)、商品企画部で波に乗って仕事をしていた時に、突然の福岡への転勤辞令。予想もしていなかったので、最初は気が動転しました(元々転勤自体が少ない会社ですから)。この頃、大学時代に出会った妻と結婚後、長女(4歳)と次女(1歳)がいたので、家族に報告してみんなで悩みました。しかし、いざ福岡に家族で引っ越してみると、「都会と自然が共存する、生活環境の素晴らしさ」「人情味の厚い土地柄(地元に溶け込めば溶け込むほど実感した)」「美味しい食べ物(魅力溢れる食文化)」…などなど、あっという間に家族全員が福岡が大好きになったのです(笑。2~3年経過後も、毎年福岡勤務継続希望を出し続け、結局10年間楽しい福岡生活を送りました。仕事では、福岡県内の分譲マンション開発、ニュータウン新築戸建・土地分譲の企画・販売などを担当。個人的には、九州沖縄東急会(地域でのブランディング活動の実行委員長)、しすい会(月1回の異業種交流会)、おやじの会(長女中学校での活動)、夏の博多祇園山笠(恵比須流より参加)…など公私とも充実した楽しい思い出ばかりです。

 

●起業のキッカケ―

帰京後「野菜ソムリエ」資格取得、コミュニティ活動開始。

活動8年、50歳を機に本格起業を志す…。52歳で退職。

 

 2005年(40歳)の時、泣く泣く帰京。「福岡に転勤する者は、行く時と帰る時の二度泣く!」という言葉が身に染みました(苦笑。東京では再開発プロジェクトにおける事業推進を担当。二子玉川ライズや渋谷駅周辺事業…など社会的には脚光を浴びている再開発事業ではありましたが、10年間の福岡生活を体験したこともあり、違和感を感じることも…。街の再生で活性化を目指すものの、一方でえ昔からの町並みやコミュニティ文化を喪失する恐れがあることなどに、自分の感性にはフィットしない仕事かも?!と疑問を感じるようになってきたのです。それと同時に起業したいという意識も芽生え始めてきました。

それは、福岡生活で培われた「食の楽しさ、大切さ」が忘れられず、「自分の感性を活かせる食関連の分野に携わりたい」という漠然とした思いからのスタートでした。そして休日に時間を作って、野菜の直売所や流行りの自然食品店など、個人的に気になる現場を巡り歩くことを始めました。すると埼玉県は「都会」と「農業」が共存しているとても恵まれた環境であることに気づいたのです。たまたま知人から「野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会認定資格)」という資格があると聞いて、2006年早速初級資格を、そして2009年には中級資格を取得しました。

当時、埼玉県内には野菜ソムリエのコミュニティ組織が無く、協会本部で何とかして作りたいと思案しているタイミングでしたので、「野菜ソムリエコミュニティさいたま」の立上げメンバーに参画したのです。

    

発起人7名で協議し、私は副代表に就任することに…(2010年からは代表)。2009年日本野菜ソムリエ協会公認「野菜ソムリエコミュニティさいたま」が発足、➀社会への発信・貢献活動(食育、生産者PR支援活動等)②スキルアップ研修(生産・流通現場の見学・体験、各種講習等)③会員交流(親睦会の開催)を活動の3本柱としてスタート。

月1回以上のペースで活動に取り組み、社会への情報発信・貢献活動(食育、生産者PR支援活動)などをブログ「野菜ソムリエコミュニティさいたま」で立ち上げるなど、現在に至るまで継続的に活動しています。また大規模イベントでは、「国際デジタルシネマ映画祭」や「SAITAMA SMILE Womenフェスタ」「さいたま市農業祭」などへの出店。「野菜ソムリエアワード(日本野菜ソムリエ協会主催)」には2012年以降毎回エントリーしています。特に2013年(第2回)では、活動実績をご評価頂き全国3位の銅賞を受賞することができました。参加した6回のうち、5回全国大会連続出場(関東・甲信越地区トップ)を果たしています。参加会員数は現在200名を超えています。会社員・公務員・専業主婦から生産者・飲食店経営者まで幅広い豊富な人材が集い、とても充実したコミュニティに成長してきております。また会員同志がお互いの個人活動を支え合う風土やネットワークも活発になってきております。活動を通じて私自身も成長しながら、会員内外の関係者を巻き込んで会を成長させ、軌道にのせることが出来たと思います。また同じ志しを持つ方々の人脈形成にも多いに役立っています。


そして2015年(50歳の時)、将来的に見て好きな分野で独立したい気持ちが固まりました。早期退職制度も魅力でしたが、70歳を一つの区切りとして考えた場合、あと20年を切っている。「悔い無き人生にすること」「将来が不安な世の中で、いつまでも自分で携われる仕事を作り出したい」「次女が2016年3月に大学を卒業し子育てが終了する」「スタート時の体力面も考慮して少しでも早い時期に起業したい」…色々な思考が重なって」このタイミングでの起業を決断したのです。

 
当初、妻には反対されましたが、一年を掛けて説得しました。また2016年1月から1年間、川口市主催の農業塾を受講し、生産面での新たな知識の体得も行いました。 そして2016年暮れにす

べての準備が整い、会社へ辞表提出して3月退職が受理されました。上司や社内外仲間の反応は様々で…共通するのは「おまえが起業なんてビックリだよ…」と。否定的な意見では「あと8年すれば定年だよ。もう少し我慢したほうがいいんじゃない」「考え直した方がいい」…、肯定的な意見は「お前の性格に合っている仕事」「夢に向かっていく決断はうらやましい」など、多くの励ましの言葉も頂きました。30年勤めた会社を退職し、退路を断ってから起業の本格準備を始めることが私らしいやり方と思っています。

 

●起業の準備、今後の夢、目標‼
まずは川口にリアル店舗「健笑美食品(仮称)」を出店したい‼
サラリーマン時代にはできなかった体験にもトライ…。

 

まず2017年秋を照準において本格起業をスタート。まずは川口市内にリアル店舗をOPENすることが目標です。店舗名称は「健笑美食品(けんしょく)」、理念として、安心・安全なこだわりの食品を提供することにより、人々の健康・美の維持増進に寄与し、笑顔溢れる豊かな社会の創造に貢献するお店を目指します。お客様からは「このお店に行きたい。」「このお店に来ると心地よい。リラックスできる。」「このお店は頼りになる。自分の生活にとって必要。」といわれる店舗をイメージしています。お客様の「選食力」を養い、高めるお手伝いをすることが私の使命です。

取扱商品の構成は、普通の食品販売店とは異なる、安心・安全なこだわりの商品を検討中です。

「野菜」:旬・地産地消をテーマとし、鮮度・栄養価が高く美味しい

「果物」:旬・産地にこだわり、美味しい

「健康食品」:安心・安全な素材にこだわり、日常生活の中で習慣化しやすい

「加工品・特産品」:懐かしさを感じるなど、楽しくうれしい、食卓を彩る

また商品に関するミニ知識の掲示(旬の栄養価、育ち方等)、ワンポイントアドバイスの掲示・配布(レシピ等)、生産者情報の掲示、野菜「育ち方」「花」展示(プランター等)、季節感の演出や食育(おどろき)など様々な情報を提供するスタイルを想定しています。従来から継続している「野菜ソムリエ活動」とも連携したPRイベント(料理教室、試食、ミニ講演等)も計画したり…次から次へとワクワクするような妄想が膨らんでいます。
せっかく退職して時間的余裕もできたので、60歳までの具体的なビジョンを策定したり、インドやヨーロッパなどの視察旅行、主要仕入れ先を想定して九州や東北の農場・工場の視察などにもトライしてみたいと思います。

将来の夢は、これから自分が手掛ける食産業の領域を広く発展させることです。

「マルシェ事業」「通信販売事業(健康食品、加工品・特産品)」「テスティング受託事業(住宅地に密着した試作品マーケティング調査、レシピ研究開発等)」「農産業コンサルティング事業」「地域活性化コンサルティング事業」「自社オリジナル商品の製造・販売」「飲食事業」…夢は大きく膨らんでいますが、まずは今秋に向けて足元を固める事業確立に邁進します。どうか私の構想に関連する情報などございましたら。ぜひご協力をよろしくお願いいたします。


長い文章をお読み頂き誠に有難うございました。

 

●ホットなニュース
2017年4月15日開催「第6回野菜ソムリエアワード」で、
野菜ソムリエコミュニティ部門金賞を受賞!!

【主催者講評】「埼玉野菜」のより効果的なPRを目指し、会員のスキルアップと、生活者への積極的な野菜・果物の魅力発信を軸に活動。「社会のインフラに向けた発信活動」を積極的に行なってきたことで、自治体との強固な信頼関係を築くことができ、「さいたま市農業祭」には7年連続で出店のご依頼をいただいている。 日本野菜ソムリエ協会

 


▼村田達雄さんの座右の銘 

「為せば成る」

 強い情熱や思いを持ち続けて取り組めば、必ずや道は開け成就する。

 

「継続は力なり」

 コツコツと努力して積み上げた力ほど、逞しく強く大きなものはない。


〇野菜ソムリエコミュニティさいたま公式ブログ
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