▼起業家file.001 神津伸子 アンティークショップ代表&フリーライター


1960年6月16日東京生まれ、慶應義塾大学卒業後、シャープ・産経新聞に勤務。1994年から4年間ご主人の海外赴任のためカナダ・トロント生活。子育て主婦をしながらカナダ文化を存分に堪能する。
 帰国後も子供のサマーキャンプで毎夏トロントを訪問。ここに運命の”Firekingsアンティーク"との出会いがあり、徐々にアンティークショップの夢が膨らんでくる。当初の開店目標は東北大震災の影響で延期に。1年間自己資金を溜めて2012年5月念願のOPEN、そして先日1周年を迎えた。 


●起業の経緯や構想背景についてー
起業のキッカケは、”Firekings"との運命的な出会い!!

初めての海外長期生活体験がカナダでした。'94年主人の海外赴任先がトロントというのが理由なので本当に偶然だったんです。日本での仕事を辞め家族5人で移住、最初は現地での子育て主婦業で手一杯でした。だんだんと現地環境に慣れてくると、カナダの衣食住など文化あふれる環境に興味を持つようになり、元々アクティブで探究心旺盛な私の性格だから、街へのお出掛け回数が増えるように。

また、産経新聞記者時代のスキルを生かして、トロントの街や文化の様子をレポートするフリーライターの仕事も始めたり、アンティーク好きのお友達と「アンティークモール」巡りをして珍しいお宝探しをしたり、とてもとっても楽しい生活でした。

そんな時、とあるモールで燦然と輝くお宝「Fire-King」に出会ったのです。今では私の人生を変えた運命の瞬間だったと思います。

 

●起業の夢はどのように膨らんでいったのか?
アンティーク巡りの趣味から、ショップを持ちたいという夢へ!!

 

'98年に一旦帰国したものの、その後10年位は毎年夏に子供達のサマーキャンプに同行してトロントへ1ヶ月以上滞在。空いた時間に趣味で始めたアンティークモール巡りのお宝探しは続いて、どんどん骨董品が溜まっていき、次第に日本でアンティークショップをOPENしたい!!という夢が約10年掛けて徐々に膨らんできたのです。

当初は2011年春OPENを目指していたけど、丁度東北大震災の時期と重なり、周りから大反対され止む無く中止にしました。でもどうしても夢を諦め切れないので、1年間は仕事で資金を溜めて、翌年に向けて再チャレンジ。家族も説得の末同意、そして沢山のお友達が応援してくれたお陰で2012年5月12日西荻窪で夢が実現!!

●起業後のエピソードについてー
夢の開店!! もしもフェイスブックが無かったら?!

開店後は無我夢中だったけど、アンティークショップ聖地の西荻だけに、中々自店の宣伝が難しい、と悩んでといた時に、「ホームページを作って、フェイスブックで情報発信・・・もっと気軽にビジネス活用してみたら・・・」と、後輩の松延くんにアドバイスを受けたんです。

始めてみると、フェイスブックを通じて知り合った方が、ご来店くださったり、ギフトなどの注文を頂いたり、新しい世界のお友達がどんどん広がっていきました。 1人でお店にいても「おはようございます・・・」の挨拶に応えてくれる方がいらっしゃると、モチベーションが倍増するんです。今の私にとってフェイスブックは必須&最強のツールになってます。

 

●最近のエピソードについてー
1周年を迎えてライターの仕事も再開!!

お店も1年経って安定してきたので、フリーライターの仕事を再開しました。有名雑誌の楽しい企画・編集に携われるのは、勿論のことですが、カナダとの文化交流などの企画・ライティングのプロジェクトも始動しています。ライターとしての目標は、近い将来、自身で書籍出版にも挑戦してみたいんです。

●今後の夢・目標・生き方についてー
「残りの人生はカナダとずっと繋がっていたい!!」という願望。
  

子育ての終わりが見えた2010年頃、自分自身の残りの人生について考え始めるようになったんです。「素晴らしい街・トロント(カナダ)と一生繋がっていたい」という気持ちがいつもベースにあります。
自分にできることは「ライター」と「趣味から高じたアンティーク」、この2軸でカナダ文化と繋がる仕事を続けていこうと決めました。 お店番をしながら、好きな原稿を書く!! そして年に1度はカナダに仕入れに出掛ける、こんな楽しい生活を生涯現役で続けてゆきたいです!!

 


 

●神津伸子、座右の銘ー

 Tomorrow is another day.

 



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